通訳案内士2次面接試験レポート

こんにちは。元生徒のY.Kです。
通訳案内士2次面接に行ってきました。

今年から傾向が変わりまして、最初の自己紹介や「どうしてガイドになりたいか」などの質問はなく、自分の名前だけ言ってすぐスタートしました。

1)通訳
日本人試験官の文章を読むスピードが超速く!てあせりました。
(NHKニュースより速かった。)キーワードだけメモして
意味だけつかんで何とか再生しましたが、意訳も控えねばならないので、ゲットした情報だけだと文が短くなって自分では納得いかない感じで終えました。
でも、内容自体は易しいものだったので
読み上げスピードが速くなければ、精度高く通訳できる範囲だと思うので大変くやしいです。

2)英語プレゼン(3種類のトピックから一つを選択)
トピックは「絵馬」「富士山」「19世紀の日本の近代化?(よく
覚えていません)」の中から迷わず「富士山」にしました。

富士山に関しては植田先生の通訳ガイドの本(観光名所100選)で
何度も繰り返し練習していたので、緊張なくできました。
お陰さまで本の中の語彙(awe-inspiringやperfect cone shape)なども言えました。今年に世界遺産に登録されたばかりだったので、自分でも準備していました。

通訳があまりできてなかったので挽回しようと踏ん張りました。
取りあえずスピーチを終えてから「あと何秒残っていますか?」と尋ねたら15秒あったので、最後まで富士山の魅力を話し続けました。(葛飾北斎の浮世絵「富獄36景」にも雄大に書かれている、など)この時は笑顔でうなずいてくれました。

3)質疑応答2分くらい(?)
入山料はかかるのか、いつ登るのがおすすめか、登山中での食べ物などはどうするのか、
などが聞かれましたが、

雰囲気は面接の「質疑応答」というよりは、ごく普通にネイティブと会話しているような感じで進みました。終わった瞬間はホッとして笑顔で部屋を出ましたが、今になって考えると逆にこれでよかったのかな?と少し不安に思います。(?)

全体的に面接時間がおしているようにも感じました。新傾向になって、試験官の方たちもまだ慣れていないような感じもしました。

一番気になるのは最初の通訳ですが、もう考えても仕方ないので前向きに結果を待ちます。

ただ、植田先生の通訳ガイドの3冊で勉強していたことは
かなりの実力をつけてくれたと実感しています。
赤の表紙「英語で説明する日本文化」は、日本語から英語へと知識を数段深めてくれました。英語ができても、ガイドでは「情報がないと話せない」ので大変助かりました。
「必須表現グループ100」は特に個人的に気に入っていて、ガイド面接での通訳や、実際のガイド案内で欠かせない本です。例文がすばらしいので、時間のない方でも効率よく勉強できるでしょう。青の「観光名所100選」は、まずは最初のトップ30とか、(または自分の好きな名所)だけでもやっておくと、表現が豊富で他の名所でも使えて応用できるのでこちらもマスト教材だと思います。

発表は2月でまだまだ先ですが、やるだけやりました。

合格できますように!富士山に祈ります。

取り急ぎご報告まで。

Y.K

 

 

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