2014年10月1週目の
英検1級の授業内容ついて一部(ライティング、リーティング)ご紹介致します.
英検1級の授業内容では「科学技術」のテーマで取扱いました。
まず、ライティングは下方で紹介するリーディング問題と同じ分野で、
“Do the benefits of social networking services outweigh the disadvantages?”
(SNS((Facebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス)のメリットは、
そのデメリットを上回るか?)というタイトルを用いて
受講者に授業前半の20分間の制限時間で書くライティング練習を行い、
受講者の中から2名を取り上げて解説する授業を実施しました。
次に、授業前半で25分の制限時間で解く
リーディング問題(空所補充問題4問、内容一致問題3問)では、
TIMEの比較的新しい記事より、
“Private Eyes: Are Retailers Watching Our Every Move?”(空所補充)
“So Long, Charging Cables: Wireless Power Is Coming“(内容一致)
の2本を取り上げました。
第1番目の記事の
“Private Eyes: Are Retailers Watching Our Every Move?”では、
不況とアマゾン・楽天などの急成長分野のe-commerceの台頭で
商売の風向きがやや悪くなっている従来の設置型の店舗が、
巻き返しを図るために、
facial recognition system(顔認識システム)を用いて、
顧客の購買パターンをe-commerce並みに逐一把握して、
顧客のニーズに応えて売上げを伸ばしていく方法が
挙げられています。
従来の店舗にとっては非常に便利なfacial recognition system
と言えるものの、やはり「消費者のプライバシーはどうなるの?」という
問題が指摘されており、使用したいけど消費者の反発を怖れる店主の葛藤、
少なくとも消費者に知らせようとするガイドラインを作る試み、
そして、どんどん高度化・洗練化するfacial recognition system
の出現・使用に対する懸念やその対策の必要性が本文で述べられています。
第2番目の記事の
“So Long, Charging Cables: Wireless Power Is Coming“では、
夢のテクノロジー、無線で電気が充電できる科学技術の紹介で、
多くの企業がこの無線でできる電気充電法の統一規格に参画し、
この向こう10年で無線で電気充電できる製品が全家庭に普及する
成長分野になるという、まさに目の鱗の取れる記事内容です。
本文では、既に8 feet (約2.4メートル)で無線充電できることが
紹介されており、また、別のサイト、インテル社の社員が
3 feet(約90センチ)の距離で電球をつけるという
プレゼンテーションを行っている記事写真をPower Pointでご紹介しました。
以下の授業内で紹介した映像では、
コンセントにつなぐ電気コードの使用する煩しさがなくなり、
学校・図書館・カフェでもどこでも自動で電気が充電できるので、
充電切れの心配がなくなることが紹介されています。
また映像内に携帯やパソコンを自動認識して、自動充電されると
紹介されていますので、
私の推測では、充電量や充電時間がデータとして
逐一細かくデータとして記録されて、カフェなどでは、将来
飲食物の料金の他に、電気サービス料という項目が
発生する社会生活になるのではないかと思われます。
以下の動画はやや100%の企業の宣伝となっておりますが、
無線でできる電気充電のイメージを完全に掴むことができます。
また、授業外で自主的に読んでいただく自主学習用リーディングとして
TIMEのサイトより、
以下の2本の記事をご紹介しました。
・Why the U.S. Lags the World in Mobile Payments(Jacob Davidson, Sept. 19, 2014)
・Experts Doubt ISIS Could Launch Major Cyberattack Against the U.S. (Sam Frizell, Sept. 19, 2014)